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〉京都市伏見区 山椒亭 卓庵
フルデザインリフォーム ・ 一戸建て住宅リフォーム 京都府 京都市 N様邸
『山椒亭 卓庵』
出会い
Nさんご夫婦はご主人の定年を機に、長年住み続けた築45年の社宅を買い取ることに。空き家になっていた隣家も合せて購入し、リノベーションすることを決意されました。表に植えた山椒の木は、お二人が以前から大切に育ててきたもの。この木を介して近隣とのつながりを今後も大切にしていきたいというご夫婦の願いが込められています。
ご要望
『卓(ご主人の名前です)の庵』=『卓庵』を作ってほしい
遊び心のある家にして欲しい
山椒の木は通りに面した場所に植えたい
息子や親戚、友人・・・いろんな人が集まりやすい家にしてほしい
とにかくカッコよく!
あとは横田さんにお任せしま〜す!(笑)
これから始まる第二の人生を明るく楽しく暮らしたい、そんなお二人の終の棲家となる“庵”がここに完成しました。
それではご覧ください・・・
■外観
外壁はガルバリウム鋼板と焼き杉で包み、片流れの屋根を乗せシンプルなファサードとしました。焼き杉の色が年々深まるのが今から楽しみです。ベランダを設け2階部分をセットバックさせることで周囲への圧迫感を軽減。
■アプローチ
アプローチには地元である京都の素材をふんだんに使用しました。壁は北山杉と嵯峨野の竹、天井は黒竹で紫垣風に仕上げました。天井の一部にFRPグレーチングを入れたことで昼夜を問わずアプローチに光を導きます。基礎部分、アプローチ部分は砕いた御影石を1枚1枚丁寧に貼り付けて仕上げました。
■屋外収納とニッチ
既存外壁の柱に新しい柱を添えて補強したため、通常の柱2本分の奥行きがあるアプローチの壁。その奥行きを生かして竹でデザイン格子をつけたニッチを作りました。大切なお客様をお迎えする折には、四季折々の設えでもてなします。また、玄関横には、屋外で使う道具などを仕舞うための収納を設けています。隣り合う玄関引き戸とデザインを合わせた扉を特注製作しました。
■玄関
アプローチのイメージをそのまま感じられるように、竹と木と和紙が織り成す空間を作りました。LDとの間に天井までの竪格子の引戸を設けたことで必要に応じて仕切りながらも奥行きを感じられる空間となりました。
下駄箱はきわめてシンプルに。引き手は帯締めと竹を合わせ、杉の花台を設けました。引き手の帯締めは奥様が使わなくなったものを頂きました。
引き戸
竪格子の引き戸は上吊にしたことで、床にレールをつけない、完全にフラットな床を実現しました。また、引き戸は床の間の背面に完全に引き込むことができるため、仕切る必要が無いときはフルオープンになり、壁も床も凸凹のないスッキリした納まりになっています。
■居間・和室
和室とLDの間仕切り建具を引き込み戸にすることで視覚的にも広がりを感じられます。親戚やご友人が大勢集まる折にもゆったりとくつろぐことができます。和室は真壁に長押といった従来の和の造りでありながら縁なし畳を敷くことでモダンな和室に仕上げました。現代的なデザインの床板をあわせた床の間が空間に広がりを与えています。
■居間 テレビボード
階段下はテレビボードを兼ねた収納としました。どうしてもできてしまう三角形の部分はオープンな飾り棚に。その他の部分は扉をつけて、生活感が露にならないようにデザインしています。“階段下”であるが故の必要以上の奥行きにも一工夫が加えられています。
扉の裏に棚を設けることで、“手前の物を動かすことなく、奥の物を取り出すことができる”というのが、『使いやすい収納』の条件のひとつです。
扉裏にキャスター付の棚を設けることで奥行きの分割利用を提案。
■キッチン
以前は独立型のキッチンで暗く、狭く、孤立していたことが奥様の不満のひとつでした。キッチンを対面式に配置して吊戸を設けないことで居間とつながりを持ち、天井にはFRP製グレーチングの明り取りを設けることで冬の薄曇りの日でも明るいキッチンになりました。
セミオープンのキッチンにしたことでご主人も気軽にお手伝い!?カウンター越の会話も弾みます。
■キッチンカウンター
おもてなし用の食器収納と、ご夫婦の朝食用カウンターもご要望の一つ。お好みの椅子を合わせやすいように、これから年を重ねるご夫婦が使いやすいように、カウンターの高さは一般的なダイニングテーブルの高さに合わせて作りました。日中は奥様の読書テーブルにもなるとのこと。「ぼんやりと濡れ縁と裏庭を眺めながら座るのが、また格別。」とお気に入りの場所のひとつのようです。
■キッチンマガジンラック
「通路幅を確保しつつ、レシピブックを入れられるようなマガジンラックがキッチンに欲しい」という奥様からの突然のご要望を実現したのが、このマガジンラック。ちょうどノート一冊分の奥行きにすることで、欲しいノートが“見つけやすく、取り出しやすい”を実現しました。
■食器棚
「どうしても取れない柱。」のおかげでぽっかり残った隙間を食器棚にしました。扉は、キッチン廻りの壁面と同じヒノキの羽目板で作りました。
■和室・縁側(ニッチ)
小さな縁側ですが、やや物足りなさを感じた施工中に、横田が提案したのがこのニッチ。構造として重要な筋違いをかわして設けた縦長のニッチは一輪挿しを置くのにぴったりです。仲の良いご近所さんが出入りする縁側にも、季節感が添えられます。
■階段
1Fと2Fで空間イメージががらりとかわる卓庵。2種類の空間が交差するのがまさにこの階段。暗くなりがちな階段にも2Fのガラスブロックから光が降り注ぎます。2F部分の壁面には壁厚を利用した本棚を設けました。踏み板の1段目と2段目には引き出しを付けました。
階段収納
『意外といろんなものがしまえる』と奥様大満足!
■2F廊下
閉塞的になりがちな長い廊下もガラスブロックを用いることで適度に明るい豊かな空間になります。ちりばめられた200角の“穴”から挿す光はやや神秘的にすら感じます。右手の壁には壁厚分の本棚を。しまい込むと読まなくなってしまう本も日常的に目にする部分に片付けることで繰り返し手に取ることができます。
■2F 洋室1
2Fには、二人の息子さんたちが家族連れで帰省したときのお泊り部屋として、2つの洋室を用意しました。二組の家族が気兼ねなくすごせるようにと洗面所とトイレを挟んで部屋が並ぶレイアウトとしました。1階とは趣向を変え、床は柔らかく歩行感の良い杉のフローリング、壁・天井は構造用合板でざっくりと仕上げました。
■2F洋室2
屋根の勾配にあわせて天井を高くし、ハイサイドライトを設けたことで、明るく開放感あふれる空間になりました。梁や束などの構造体をあえて見せることで迫力のある空間に。高い天井を利用して大きなロフトをつくりました。長年使ってきたものは、やはりそう簡単には捨てられません。そんなモノたちを収納するスペースです。
ロフトの真下にあたる天井部分にはご主人の釣竿がこんな風に収納されていました。まだまだ収納できそうです(笑)
■2階ロフト
小屋組みの都合で、フラットなロフトとは行きませんが、かなりの広さを確保できました。「茶室を彷彿とさせるような天井高は、案外心地よくて、収納にするのが少しもったいないね。」と、ご主人。引越し前に、訪れた小さなお子さんは、さながらジャングルジムのように遊びまわっていたとのこと。ハイサイドライトがあるので、昼間は照明なしでも明るいロフトになりました。
■2Fサンルーム
お友達やご家族が集まると焼肉パーティーをするとのことで サンルームを作りました。
FRP製の屋根をつけたので雨の日も風の日も気にせず楽しめます
■正面ベランダ
“さつき”や“観音竹”などなど、以前からN様はたくさんの植物を大切に育てていて、リフォーム要望にも、「植木を置くスペースの確保(東側)」と方角を指定されるほどでした。外観との調和を考えて木製の竪格子手すりを設置。風を通しつつ、外部の視線を遮る格子は、時折訪れるお孫さんにも安心の間隔です。
■裏庭
横田指導の下、スタッフ総出で作庭しました。味気なかったコンクリート塀は左官で櫛引きに仕上げました。竹垣は、通風を確保しながら金属性のフェンスに目隠しをしています。灯籠には、照明を配して、夜は庭をほのかに照らします。キッチン越しに裏庭を眺めるのが奥様の昼下がりの過ごし方だそうです。
■外観
昼間とは面持ちを変え、夜はしっとりとした表情のアプローチとなりました。天井のスカイライトからは階上(バルコニー)から光が降り注ぎ帰宅する主を出迎えます
■テレビ取材の様子
完成以来、山椒邸卓庵にはご家族ご友人をはじめ実に多くの方が訪れました。団塊の世代にあたるNさんご夫婦が第二の人生を楽しく過ごすための家は、多くの人々の注目を集め、NHKをはじめとする様々なテレビ番組にも取り上げられました。そのときの様子をちょっぴり紹介します。
NHK「生活ほっとモーニング」撮影の様子
毎日放送「ちちんぷいぷい」撮影の様子
京都放送「京biz」撮影の様子
テレビ放映の様子はこちら
京都市、北区、左京区・上京区・中京区・下京区・右京区・南区・伏見区・山科区のお住まいの皆様。
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